- 研修日時:2月6日(金)13時~17時
- 会場:天理市役所(奈良県天理市)
- テーマ:関西若手議員の会奈良研修
- 講 師:並河健天理市長、株式会社マイシェルパ代表取締役 松本良平様
奈良県天理市において、関西若手議員の会奈良研修が開催されました。本研修では、「学校三部制と教職員の負担軽減」および「官民連携による地域のメンタルヘルスケア」の2つをテーマに、講話と活発な意見交換が行われました。
前半は、天理市が推進する「天理市学校三部制」と教職員の負担軽減策について学びました。天理市では、学校の建て替えを公民館等の公共施設との「複合施設化」として進めることで、国庫負担率を3分の1から2分の1へ引き上げる工夫を行っています。施設を時間帯によって、一部:学校教育、二部:学童保育、三部:地域活動と分けることで、施設の有効活用と学童保育のニーズ増大に柔軟に対応しています。また、令和6年度からは、担任教諭が一人で抱え込みがちな保護者対応を専門チームで引き受ける「ほっとステーション」を設置しました。これにより、教職員が本来の役割である「子供たちと向き合うこと」にエネルギーを注げる環境づくりが進められています。
後半は、地域のメンタルヘルスケアに関する官民連携の重要性が説かれました。国内では年間1,500万人がメンタルヘルス疾患を罹患しているものの、そのうち860万人以上が医療にアクセスできていないという深刻な実態があります。精神科医の不足を補うため、心理療法(オンラインカウンセリング等)を組み合わせたアプローチが有効であり、上尾市や品川区など先行自治体での活用事例が紹介されました。行政の施策としては、相談件数(プロセス)だけでなく、実際に症状が改善したか(アウトカム)を追跡する視点が重要であるとの指摘がなされました。





















